Microsoft Office のサポート終了について

Windows10のサポートが2025年10月に終了することは多少話題になっていますが、
Microsoft Office も 2016と2019が、同じく2025年10月に終了します

Microsoft Office の最新バージョンは Microsoft Office 2024
発表があった際に、エディション、サポート期間に大きな変更がありました。

Microsoft Office 2024 のエディションは、基本的には「Home」「Home & Business」のみとなりました。
サポート期間については、Microsoft Office 2021 も同様なのですが、5年のメインストリームサポートのみとなり、延長サポートの期間が無くなりました。

今までは、延長サポートを含めたサポート期間がそのバージョンの Microsoft Office を利用できる期間のような感覚で買い替えなどを行っていましたが、今後は改めないといけないようです。
サポート終了を気にしたり、新しい Windows (大幅なアップデートを含む)で、動作不安定になるのを気にするくらいなら Microsoft 365 を使え!という事なのでしょう。

また「Home」は、含まれるアプリが変わり、Word、Excel、PowerPoint、OneNote が利用でき、なんと Outlook が含まれなくなりました。
これも、しれっとWindows に付属するようになった Outlook(New) を使え!という事なのか、、、ただ、この Outlook(New) は、現在のところ pst ファイルをサポートしておらず、今までの Outlook(Outlook(classic)という、また変な名称変更がされているが・・・)からのデータを移行できないようです。

この Microsoft Office の変更は、強引というか、なんだか行き当たりばったりのような気がしますね。

Microsoft Office、Microsoft 365 の概要は以下の通り

・Microsoft Office 2024 Home
 価格:34,480円 (税込み)
 デスクトップアプリ Word、Excel、PowerPoint、OneNote が利用可能
 注意)Outlookが含まれていない

・Microsoft Office 2024 Home & Business
 価格:43,980円 (税込み)
 デスクトップアプリ Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook が利用可能

・Microsoft 365 Business Basic
 価格:10,800円/年・ユーザー
 デスクトップアプリなし、クラウドアプリの Excel、Word、PowerPoint、Outlook は利用可能
 その他にも Teams、Bookings、Planner、Forms などを利用可能
 クラウドストレージが付いてきます。容量は以下の通り。
 ・SharePointの容量: 1TB+契約ユーザー数×10GB
 ・Outlookの容量: 50GB/ユーザー
 ・OneDriveの容量: 1TB/ユーザー

・Microsoft 365 Business Standard
 価格:22,500円/年・ユーザー
 デスクトップアプリ Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、Publisher が利用可能
 クラウドアプリの Excel、Word、PowerPoint、Outlook も利用可能
 その他にも Teams、Bookings、Planner、Forms などを利用可能
 クラウドストレージが付いてきます。容量は、Basicと同じ。

・Microsoft 365 Business Premium
 価格:39,600円/年・ユーザー
 デスクトップアプリ Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、Publisher が利用可能
 クラウドアプリの Excel、Word、PowerPoint、Outlook も利用可能
 その他にも Teams、Bookings、Planner、Forms などを利用可能
 さらに サイバー攻撃に対する高度な保護、デバイス管理 を利用可能です。
 クラウドストレージが付いてきます。容量は、Basicと同じ。

・Microsoft 365 Apps for business
 価格:14,900円/年・ユーザー
 デスクトップアプリ Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、Publisher が利用可能
 クラウドアプリの Excel、Word、PowerPoint、OneNote も利用可能(Outlookは有りません)
 クラウドストレージが付いてきます。OneDriveの容量:1TB/ユーザー

・Microsoft 365 Apps for enterprise
 価格:21,600円/年・ユーザー
 デスクトップアプリ Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、Publisher が利用可能
 クラウドアプリの Excel、Word、PowerPoint、OneNote も利用可能(Outlookは有りません)
 シンクライアントなどの大規模な同時利用の環境でも利用可能
 クラウドストレージが付いてきます。OneDriveの容量:1TB/ユーザー

※Microsoft 365 は企業向けをピックアップ、価格は税抜き、10円単位を切り上げた価格になっています

株式会社シンフォニック・システムズでも Microsoft Office、Microsoft 365 を取り扱っております。
https://www.symphosys.co.jp/ よりお問合せ下さい。

ITめも

Posted by mikio